みなさん、こんにちは。
さて今回のお話は、前回の譲渡担保権者が行方不明になり、途方に暮れてしまったとこからの続きとなります。
悩みまくってた時にふと思いついたのが、「問題の空き家は門真市にあり、門真市役所が固定資産税を所有者に請求しているはずだ!」と思い、私は早速門真市役所に相談に行きました。
固定資産税課では詳しい内容を第三者の私には教えてくれない為、環境対策課で朽ち果てかけた空き家があり、近隣の方からのクレームで土地所有者が困っている事などを伝えたところ、「こちらも登記簿謄本の住所に何度も家屋の安全性を保つように書類を送っているが、その住所から転居しているらしく、全て郵便物が返って来てる状態なんで、おそらく家屋の固定資産税も請求出来ていない状態と思います・・・」と言われてしまいました。
「なんですとーーーっっっ!」
これで万策尽きたか・・・と思っていたある日、「そうだ、譲渡担保権者の最後の住所地近隣を訪ね回ろう・・・それしか方法は無い!」と思い、探し回ること数日で、なんとその譲渡担保権者の息子さんが働いている会社を見つける事が出来たんです!!
「これで苦労が報われる~!」と思い、その息子さんとお会いしたのですが、「自分は何も知らないし、その件とは関係ないから、父と直接話して欲しい・・・」と言われてしまいました。
まぁあ確かに息子さんが譲渡担保権者ではないので、それは仕方ないと思い、お父さんのご住所を教えて頂いたのですが、「父は90歳を過ぎた認知症ですよ・・・しかも病院や施設を出たり入ったり繰り返しています」と最後に教えられた。
一難去ってまた一難・・・(T_T)
なんで世の中こうもうまく事が運ばないのか・・・。
90歳を超えた認知症患者に、家を解体したり損害賠償を請求出来るのか・・・?
しかも住所は奈良県と来た。
私はまた頭を抱えるのでした・・・。
後編へ続く。