買うなら一戸建てVSマンション

皆様、こんにちは。

大変暑い日が続く中、体調など崩されてはいませんでしょうか?

私はどうも体がスッキリしないというか、重たい、疲れやすいといった状態が続いており、男性の更年期障害か?と思ったりもしておりましたが、最近じっとりした汗はかいているが、流れるような汗はかいていないな~と思い、数ヶ月ぶりに湯船に浸かろうとスーパー銭湯に行って来ました。

その夜はぐっすり眠れましたし、次の日は凄く体も楽になりました。

やっぱり暑い季節もシャワーだけでなく、湯船に浸かるって事も大事ですね!

 

さて、今回のお話ですが、マイホームを買うなら一戸建てが良いの?マンションが良いの?って質問をよく頂くので、これについて私なりの考えをお伝えしたいと思います。

前回と同様、これも結論から申し上げるとそのお客様の生活スタイルで変わります。

私は何度も申し上げているように、新築一戸建ての販売営業に長年携わってまいりました。

その時のお客様でよくいらっしゃったのが、「現在マンションを購入して住んでいるが、一戸建てに買い替えたい・・・」とご相談される方々でした。

買い替えたい理由をお聞きすると、「手ごろな価格で購入出来たマンションは3LDKだったので、4LDKを諦めて3LDKを購入したが、2人目の子供が生まれ、75㎡のマンションでは手狭になったから・・・

他には、「親御さんがお一人になり、一緒に住んで世話をしてあげたいが、今のマンションでは手狭すぎるから・・・」などの理由が一番多かったように思います。

また逆に、私が担当させて頂いたお客様で一戸建ても検討されておりましたが、最終的には他社様のマンションを購入され、その理由を教えて頂いたところ、「夫婦二人で住んでいく予定なので、掃除が楽なマンションを選んだ」という方もおられました。

正直に申しますと、私は自分の所属していた会社の分譲物件を買って頂くなくてはいけない身なのですが、「ある程度のご年齢でこの先子供の事も親御さんの事も心配する必要が無ければ、マンションも選択肢としてお考えになられては?」とアドバイスしていたのです。

もちろん会社の皆には内緒で・・・(^-^;

この辺の事を振り返って考えてみますと、もちろんそれぞれの価値感やメリットもデメリットもありますが、「これから家族が増える可能性があるが、90㎡以上(出来れば100㎡くらい)のマンションを購入しようと思っても、価格が高すぎるなどの理由で妥協し、小さめのマンションを購入するくらいなら、90㎡以上の車庫付一戸建ての購入をお勧め致します。

いずれ子供さん達も独立され、ご夫婦二人では部屋を持て余し、子供さん達もご自身で家を購入されて実家に戻れないような事になれば、中古でも新築でも2LDKくらいのマンションを買われ、ご夫婦二人で住まれるのが良いのではないでしょうか?

そして、最初からご自身達の心配だけで宜しい方は、小さめの一戸建てでもマンションでも問題ないかと思います。

 

 

最後に一戸建てとマンションのメリット・デメリットについてお伝えしますね。

まず一戸建てのメリット・デメリットですが、修繕積立金、管理費、駐車場代、駐輪場代がかかりません。

もちろん自宅の外回りの修繕や掃除はご自身でしなくてはいけませんが・・・。

そして何より所有する土地の大きさはマンションより遥かに大きい!

また、一般的によく利用される住宅ローン35年間での期間で考えさせて頂きますと、35年間修繕積立金、管理費、駐車場代、駐輪場代などをマンションの様に払ってるつもりで貯えれば、その貯まった費用で新築に建て替えも夢ではありません!

この辺りが一戸建てのメリット・デメリットでしょうか。

 

次にマンションのメリット・デメリットですが、修繕積立金、管理費、駐車場代、駐輪場代がかかります。

35年間でと考えるとかなりの額になるでしょう。

しかし、共有部分の掃除や修繕は積立金や管理費でやってくれるので安心して将来設計がたてれると思います。

分譲マンションの場合は管理人さんもおられるので、何かと便利です。

そして、メゾネットタイプでない限り、オールフラットで掃除が楽です!

バリアフリーの事も考えると、一戸建てより安心でしょう。

 

 

他にもたくさんのメリット・デメリットがそれぞれにありますが、結局のところはそのお客様がどのように将来設計をたてて住まいを探されるかが一番の決め手になるのです。

これは私がいつもお客様にお話しさせて頂く事ですが、「お家の購入は、住む時の事だけを考えず、もし処分する時が訪れたらどのように考えるかも大切ですよ!」と・・・。

私は不動産のプロとして、これでも誇りをもって仕事をさせて頂いております。

ただ売れればそれで良いというような考えは、決して持たないようにしております。

 

何か迷うような事が御座いましたら、お気軽に協和ホームまでご相談下さい!

 

 

 

 

家の購入VS賃貸住宅

こんにちは。

前回のブログから大変間が空いてしまいました。

何かと毎日バタバタしており、ついついブログを後回しにしてしまい申し訳御座いませんm(__)m

さて、今回のはどんなお話をさせて頂こうかと考えておりましたら、先日ある方からご質問を受けた事を思い出し、「よし!その事をブログにアップさせて頂こう!」と思いました。

 

皆様は現在、賃貸住宅にお住まいですか?それとも購入された住宅にお住まいですか?

親御様ご所有のご実家住まいの方も、これから購入を考えられてる方も色々おられますでしょう。

先日、「現在は賃貸マンションに住んでいますが、マンションもしくは一戸建てを購入した方が良いと思いますか?」と知人から質問をされました。

これ、よくある質問です・・・。

この質問の次に多いのが、「買うなら一戸建てとマンションのどちらが良いか?」という質問です。

マンションか一戸建てかに関しては、また次回にでもアップさせて頂くこととし、今回のずっと賃貸に住むか、マイホームを購入するかの悩みについて、私なりにお答えさえて頂こうと思います。

はっきり言って、そのお客様の生活スタイルと将来像によると思います。

私の場合で申し上げますと、長年新築一戸建てをメインに販売して来たのですが、中古のマンションを購入して住んでおります。

その理由ですが、「一戸建てを必要とするほどの人数で暮らす予定が無かった」、「実家があるので、いつかそちらに移って住む可能性もある」、「賃貸マンションに家賃を支払うより、住宅ローンを組んで購入した方が、月々の支払いがほぼ同じで広く新しい部屋に住める」等の理由からです。

では、月々の支払いがどのように変わったのかと言いますと、築30年40㎡弱の3階真ん中部屋の賃貸マンションに数年住んでおりましたが、家賃は75,000円と駐車場代15,750円を合わせた90,750円。

購入したマンションは築11年65㎡の最上階角部屋で、月々の住宅ローン62,000円(35年固定金利)と修繕積立金+管理費を合わせて12,690円に駐車場が7,000円、固定資産税と都市計画税が月計算で8,300円の総合計89,990円。

結局月々の支払だけを考えると、あまり変わらないのです・・・。

ですが、住宅を購入したおかげで、住宅ローン控除により、10年の間住宅ローン年末残高の1%の所得税控除を受ける事ができますので、家賃を払ってるよりはかなり安くなっております。

それと、どうせ家賃を支払い続ける事を考えると、購入した方が自分の資産になる!という事が大きな違いではないでしょうか?

確かに、賃貸にもメリットはあります。

自分の責任でない不具合は、大家さんが保証してくれます。

自己所有の家は、自分で費用を負担する事となります。

しかし、その分自由度は高いですよ。

家が必要で無くなった時、売却して現金にも出来ますし、賃貸にして家賃収入を得る事も可能です。

そして、今問題になっている、高齢者の賃貸住宅入居拒否の心配もありません。

先日、85歳になるの独居の方が、住んでいる長屋を立ち退くように言われてると相談を受けました。

まだ時間に猶予はあるようですが、いざとなったら助けて欲しいと言われております。

色々知らべましたら、やはり独居の高齢者を受け入れてくれる賃貸物件は少ない様です。

 

賃貸か購入か・・・。

ご購入出来る方でしたら、ご購入する事をお勧め致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空き家所有者が行方不明・・・!後編

みなさん、こんにちは。

いよいよ「空き家所有者が行方不明・・・!」も後編となりました。

譲渡担保権者が登記簿上の住所からか、なり前に奈良市に引っ越しをしており、90歳を超えた認知症患者という事を知った私は、またまた途方に暮れておりましたが、このまま悩んでいても仕方がないと思いその住所を訪ねてみました。

何とそこは大豪邸!!!

そこに奥様と暮らしていると息子さんより聞いておりましたので、インターホンを押しましたがお留守でした・・・。

せっかく奈良市まで来たので、その大豪邸の土地と建物の全部事項証明書を法務局で取ってみたんですが、所有者はそのご老人で担保も付いてない状態でした。

という事は、「かなりの資産家であり、奥様も子供さん達も相続放棄をするとは考えにくいため、長丁場になってもなんとかなる!」と私は考えました。

とは言え、地主さんの事を考えるとゆっくりする事も出来ず、まずは内容証明書を送る事にしました。

内容は家屋を地主に無断で譲渡されている事と、譲渡担保権者となられてからの未払い借地料の請求並びに適切なる家屋の管理義務の履行を求めるという感じです。

送ってからしばらくの日にちが経ちましたが、全く連絡は来ません・・・。

仕方なく2度目の内容証明を送り、今回無視をすれば法的手段を取らせて頂きますと付け加えました。

それから数日後、さすがに事の重大性に気付いたのか、相手が相談した弁護士から内容証明が送られて来ました。

高齢者で認知症の為、責任を負えない・・・」という内容のものでした。

こちらも費用をかけて弁護士を雇わないといけないかとも思いましたが、私も不動産業者で長年やって来た自信もありましたし、実の姉が司法書士でもある事から、まず自分たちで出来る限りの事をしようと思い、「それでしたら相続が発生するまで待って、相続人とお話をさせて頂きます」と相手の弁護士に連絡をすること数日後、「家屋解体とゴミ撤去の費用を半分地主さんに持って欲しい」、「そして未払いの借地料は譲渡担保権者が住んでた訳ではないので、免除して欲しい」という案を出して来ました。

私は地主さんに、「元はと言えば前の土地借主が悪く、譲渡担保権者も被害者にあたると思うので、ここはこの条件でも十分ではないでしょうか?」と提案すると、「解体工事とゴミ撤去費用の半分でも回収出来れば御の字です!」と言ってもらえたので、なんとかこの話が終結へと向かう事となりました。

相手の弁護士からは、解体やゴミ撤去等の業者選びもこちらに任せると言ってもらえたので、双方の事を考え、出来るだけ低価でやってもらえる業者を探し、解体する運びとなりました。

家屋内はこんな状態でした!

これらを片付け、こんなに綺麗に!

解体後は月極駐車場として家賃収入で損失分の回収をする提案をさせて頂き、そうする事に。

さぁ!これから解体工事に入ります!

約1週間後、こんな綺麗に更地になりました。

更に約1週間後、アスファルト舗装が終わり、やっと駐車場が完成しました!

工事中にお客様の募集もかけておきましたので、出来上がり早々に満車のご契約も頂き、今後の管理も弊社にお任せ頂ける事となりました!

本当に厳しく長い道のりでしたが、地主さんには本当に喜んで頂けましたし、私も大変これからの自信になりました。

本気でやり抜けば、何らかの道は開けます!

不動産の事でお悩みが御座いましたら、是非ご相談下さい!

 

空き家所有者が行方不明・・・!中編

みなさん、こんにちは。

さて今回のお話は、前回の譲渡担保権者が行方不明になり、途方に暮れてしまったとこからの続きとなります。

悩みまくってた時にふと思いついたのが、「問題の空き家は門真市にあり、門真市役所が固定資産税を所有者に請求しているはずだ!」と思い、私は早速門真市役所に相談に行きました。

固定資産税課では詳しい内容を第三者の私には教えてくれない為、環境対策課で朽ち果てかけた空き家があり、近隣の方からのクレームで土地所有者が困っている事などを伝えたところ、「こちらも登記簿謄本の住所に何度も家屋の安全性を保つように書類を送っているが、その住所から転居しているらしく、全て郵便物が返って来てる状態なんで、おそらく家屋の固定資産税も請求出来ていない状態と思います・・・」と言われてしまいました。

なんですとーーーっっっ!

これで万策尽きたか・・・と思っていたある日、「そうだ、譲渡担保権者の最後の住所地近隣を訪ね回ろう・・・それしか方法は無い!」と思い、探し回ること数日で、なんとその譲渡担保権者の息子さんが働いている会社を見つける事が出来たんです!!

これで苦労が報われる~!」と思い、その息子さんとお会いしたのですが、「自分は何も知らないし、その件とは関係ないから、父と直接話して欲しい・・・」と言われてしまいました。

まぁあ確かに息子さんが譲渡担保権者ではないので、それは仕方ないと思い、お父さんのご住所を教えて頂いたのですが、「父は90歳を過ぎた認知症ですよ・・・しかも病院や施設を出たり入ったり繰り返しています」と最後に教えられた。

一難去ってまた一難・・・(T_T)

なんで世の中こうもうまく事が運ばないのか・・・。

90歳を超えた認知症患者に、家を解体したり損害賠償を請求出来るのか・・・?

しかも住所は奈良県と来た。

私はまた頭を抱えるのでした・・・。

 

後編へ続く。

空き家所有者が行方不明・・・!前編

こんにちは。

やっと春めいた気候となって来ましたね。

今年は誰がお花見に誘ってくれるのかなぁ~なんて考えたりしてる私です(笑)

さて、数ヶ月前のお話になりますが、なかなか大変な思い&勉強させて頂いた不動産のお話です。

とある地主様からのご相談で、「貸している土地上にある家屋が10年近く空き家になっているが、所有者が亡くなっており、しかも生前に離婚した奥さんも相続人となる娘さんも別の場所に住んでおられ、空き家を処分して欲しいと言っても相手にしてもらえない・・・」と、それは大変お困りになられていました。

もちろん10年近くもの間、借地料も滞っているとの事。

近隣からは色々と苦情も寄せられ、大変お気の毒な状況でした。

私は「当社にお任せ下さい!」と張り切ってお返事させて頂きましたが、それはそれは大変なお仕事でした・・・。

まず、法務局で全部事項証明書(昔の登記簿謄本)をあげてビックリ!

譲渡担保が付いており、所有権が変わっていたのです!

(私の推測ですが、おそらく商売上の支払いが出来なくなり、債権者に譲渡担保として所有権移転の登記を承諾したのでしょう・・・)

その事を地主さんにお伝えすると、他人の名義になってるなんて全く知らなかったとの事。

という事は、無断で第三者に譲渡されてるという事になり、大変な事となります!

早速私は、その事を離婚している元奥さんに知っていたのかを聞いたら、「話は聞いていたが、私には全く関係のない事!」と取り合ってもらえもしませんでした」

そこで私は、少し遠方でしたが全部事項証明書に記載されている譲渡担保権者の住所を尋ねたのでしたが、かなり前からその住所には全く別人が住んでおられ、譲渡担保権者の手がかりはプッツリと切れてしまったのでした!

5年以上も前に引っ越しして来たとの事なんで、市役所に行っても調べるのが難しい状況に、私は愕然とするのでした・・・。

 

中編へ続く。

 

 

 

みなさん、はじめまして。

協和ホームの髙木です。

本日よりブログを始めさせて頂く事となりました。

初ブログという事で何をお題にしようかと悩みましたが、私の自己紹介をさせて頂きたいと思います。

昭和44年私の生まれた年に、父が協和建設(株)を設立致しました。

幼い頃の私はたまに父と現場に行き、日が暮れるまで遊んでた事を覚えています。

↑ 白黒写真が時代を物語ってるでしょ(笑)

 

その頃から建設業界や不動産業界で働きたいと思っていた訳ではなく、私は20代後半の頃に測量事務所で働いておりました。

測量も建設業界に入ると言えば入りますが・・・(^^ゞ

測量事務所では、土地の測量や建売住宅を測量し、法務局に申請する毎日でしたが、その頃には公共工事やビル建設がメイン事業であった父から、久しぶりに建てた戸建て住宅を測量するように依頼され、私が測りに行きました。

そこで衝撃を受けたんです!!

私が今まで測量して来た建売住宅とは、見た瞬間に違いが判るんです。

これが本物の建築屋の仕事なのか・・・と思いました。

同じ戸建てでも、丁寧に建てる業者とやっつけ仕事で建てる業者の違い。

私はその時、今まで以上に父を尊敬したのをはっきり覚えています。

 

それからしばらくして父が脳内出血で倒れ、協和建設も閉鎖する事となりました。

 

倒れてから8年後に父は他界しましたが、それまで偉大な父の存在が壁となって臆していた住宅業界に思い切って飛び込み、10年間の下積みを経て、協和ホームを設立する事となりました。

私は新築住宅の事も得意ですが、今の日本の状況を考えますと、もっと中古住宅も活用させるべきだと思っております。

活用出来ないほどの状態の家屋でも、更地にして新たなる活用を考える事も可能です。

不動産には、必要とする誰かを幸せにする力があります。

不動産についてお悩み事があれば、なんなりとご相談下さい。

 

これからちょくちょくブログを更新させて頂く中で、耳寄りな情報なんかもお届け出来ればと思っております。

 

これからどうぞ宜しくお願い致しますm(__)m